会社研究や情報収集から本格的な転職活動がスタートします。新卒の就職活動なら学校からの指導もあるけれど、転職の場合は、自ら積極的に行動していく必要がある。現状の業務をこなしながらの作業は楽ではないはずだ。
限られた時間の中で意中の転職先を探すためには、まず効率的な求人情報の収集術を身につける事から始めよう!
■求人情報誌■ 業界別や職種別に分類されているため、比較検討しやすいというメリットもある。 同業界の会社の転職情報を比較し、求められている技術分野や給与の相場感をつかむことも大切
■新聞■ 転職情報の新鮮さ、身近さが新聞のメリット。経済新聞なら金融、スポーツ新聞なら飲食関係、英字新聞なら外資系と、新聞ごとに求人広告を掲載している企業にも特色がある。
適切なものを求めよう。U・Iターン希望者なら地方新聞を入手して、地方の求人情報を調べる方法も有効だ。宅配の新聞に挟み込まれる折り込み広告は、地元企業の求人情報が中心に掲載されている。
■経済誌・業界誌■ 求人情報誌ほど注目度は高くないが、経済誌・業界誌にも多数の求人情報が掲載されている。経済の動向や業界のトレンドを追いながら企業情報が収集できる点がメリットだ。
また、業界誌の場合は異業界・異業種の求人情報を得るためのツールとしても活用できる。ローカル版の経済誌もあるので、地方での就職の際には目を通しておきたい。
■会社案内■ 会社案内や入社案内などの資料を請求して会社研究をしよう。求人広告を掲載している企業なら広告の連絡先に直接請求する。
年商、経営方針、扱っている商品など、その会社を知るには欠かせない求人資料だ。また、その時点では求人募集を行っていない企業であっても、意中の企業や気になる企業には求人募集要綱を請求してみるといい。接点をつくることにもなる。
■インターネット■ 企業のホームページには、経営者や人事からのメッセージ、商品などの詳しい会社情報が掲載されている場合が多く、会社研究に有効だ。
在職中で転職活動に時間が取れない人には24時間アクセス可能という点もありがたい。職種や勤務地などの希望条件で検索できたり、求人情報掲載企業へのエントリーが可能なサイト「リクナビNEXT」
(http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/)を活用する方法もある。
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