<<入退時の基本マナー>>
<基本中の基本>
遅刻は厳禁。やむ終えない場合は、事前に連絡する。
会社に一歩踏み入れた事典で選考が始まっている。
控え室では静かに待つ新聞を見たり喫煙は、厳禁。
入室、着席、退出時の挨拶を忘れずに。
<受付での応対>
■大前提として、絶対に遅刻しないこと。
面接という大事に遅刻するようでは、時間にルーズと思われてもしようがない。
ただし、電車の故障などでやむを得ず遅れそうなときは、必ず電話を入れること。
■応募先の会社に着いたら、まず受付で訪問の趣旨を伝え、担当者への取り次ぎをお願いする。
ここでの対応ぶりも鋭くチェックされることが多い。ここでのミスがすぐに選考の担当者に伝わるのはまず間違いない。
企業に一歩足を踏み入れたときから、すでに面接は始まっていると考えるくらいの方がいいだろう。
■これはすべての場面でいえることだが、準備が整っていない状態で、行き当たりばったりに応対する人が、
チェックされてしまうのである。 担当者の名前を確認しておく、あせらなくてもいいように5分前には会社に入っている、
書類の入った袋を事前にカバンから取り出し、手に持っておく。
こうした、ちょっとした準備と心掛けさえあれば、ミスは十分防げるはずだ。
<控え室でのマナー>
■迎えの人に案内されて、面接の控え室に入ったら、先客に迷惑をかけないよう、静かに席に着いて、
持参した資料などに目を通しながら順番を待つ。
間違ってもスポーツ新聞などをひっぱり出してはいけない。
めくるときのガサゴソという音を考えれば、一般紙も避けた方が無難だ。
■そして、忘れてはならないのが携帯電話の電源を切るか、マナーモードに設定しておくこと。
■なお、喫煙者は、控え室に灰皿が置いてあってもここはじっと我慢すべき。
面接官が見ていないからといって、態度をゆるめてはいけない。控え室での行動も逐一人事に伝わっていることがある。
<入退出のマナー>
■面接室への出入りの仕方も、マナーが試される大事なポイント。
基本的な流れはチャート図の通りだが、入室時には、軽くドアをノックし、「どうぞ」の声が掛かってから開ける。
面接室に入ったら静かにドアを閉める。 このときは、ドアの方に向き直ること。後ろ手で閉めるのはよくない。
■面接官の方を見て、その場で一礼。椅子の脇に歩み寄ったら、さらに一礼する。
「よろしくお願いします」とこのときにいうのもいいだろう。椅子に座るのは、「どうぞ」と勧められてから。
■面接中の姿勢は、背すじを伸ばし、手は軽く両ひざに乗せておく、というような姿勢が望ましい。
身ぶり手ぶりは大げさにならない程度に。
■面接が終わっても、気を抜いてはいけない。
退出するときにもマナーはある。まず、椅子の脇に立って一礼。
「どうもありがとうございました」と言葉を添えてもいい。 さらにドアのところでまた一礼してドアを開ける。
ドアは静かに閉めるよう、最後まで注意を払うこと。
<入退出時の基本マナー>
ノックは2回が普通 ⇒ 「どうぞ」の声で入室 ⇒ 一礼 ⇒ 「よろしくお願いします」と一礼 ⇒
「どうぞ」といわれてから着席 ⇒ 面接 ⇒ 起立 ⇒ 「どうもありがとうございました」 ⇒
一礼 ⇒ ドアのところで再び一礼 ⇒ ドアを閉めて退室
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